宿題チェック、毎日面倒だな。
他にもやることがいっぱいあるのに…。
毎日の宿題のチェックに時間がかかり、もっと効率よくできる方法はないかなと思っていませんか。
小学校に18年間勤務していろいろ試した結果、宿題チェックで一番速いと思う方法を紹介します。
結論から言うと、
「名簿でチェックするのが一番効率が悪い!」
です。
この記事では、名簿を使わなくても誰が提出したかがわかる神アイテムを2つ紹介します。宿題のチェックが早く終われば、先生に余裕が生まれて学級経営においてメリットが多いです。ぜひ試して、その良さを実感してください。
最速!宿題チェックの神アイテム2選
私が18年間試してきて、行き着いたのはこの2つのアイテムです!
- プリント集めっ子(プリント編)
- 出席番号シール(ドリル・ノート・音読カード編)
誰が提出したか1秒でわかる「プリント集めっ子」
収納バスケットに宿題プリントを集めていませんか。これでは誰が提出して、誰が提出していないのか調べるのに時間がかかってしまいます。
誰が提出したか調べるのが面倒だな…
「プリント集めっ子」は提出プリントを集める便利グッズです。これを使えば、今までの半分の時間で宿題チェックが完了します。
(私が作った「プリント集めっ子」、
雑ですみません!)
提出していない子が、一目見ただけですぐわかる!!
この写真の場合は、出席番号2番の子どもが未提出です。私はフォレスタネットという授業準備情報サイトで「プリント集めっ子」を見つけました。会員登録すれば、無料で見られます。「プリント集めっ子」の作り方や詳しい解説はこちらです。このアイテムにどれだけ助けられたか…素晴らしいアイデアをありがとうございます!!
「プリント集めっ子」のデメリットは2点です。
・低学年には不向き。
作るのには少し時間がかかりますが、一度作ってしまえば何年でも使用できます。
厚紙を使って作るので耐久性があります。毎日の宿題をチェックする時間が大幅に削減できると思えば、時間を使って作る価値は十分にあります。私は3年以上使用していますが、まだまだ使えそうです。
私は「プリント集めっ子」を3年生まででしか試したことがありません。低学年にはやり方を理解するのが難しいかもしれません。
シールの色で宿題チェックが激速に!!
これは簡単に導入できます!
①出席番号1〜10はピンク、11〜20は水色、21〜30は黄色など、色を決める。
②ドリル・ノート・音読カードの背表紙にシールを貼る。
③シールに出席番号を書く。
上記の写真のようなカラーテープやカラーシールを用意しておけば、手順②③は子どもができます。ノートをシールの色別に分けることで誰が提出していないかがすぐわかります。お手伝い好きの子どもが、ノートをシールの色別に分ける作業を手伝ってくれることもあります。
デメリットは…思いつきません。やればやるほど、ノートの色分け作業が早くなります。子どもは先生がちゃんと宿題をチェックしていると「提出しないと!」という気持ちになり、未提出の子どもがぐっと減ります。「いい加減でも何とかなる」という雰囲気をつくらないことは、学級経営でとても大切です。
宿題チェックが早く終わればメリットがたくさん
私はだいたい2限目までには、宿題の丸付けを終わらせます。若い頃は、午前中の休み時間は宿題のチェックに時間を使い、昼休みを子どもと遊ぶ時間にしていました。
・宿題のやり直しの時間が作れる。
・急な対応が入っても、宿題を返却できる。
この状態だと小さなミスが起こり、それが大きなミスにつながることが多いです。
仕事の速い先生の共通点は、机がきれいです!
大げさに聞こえるかもしれませんが、荒れる芽を自分でつくってしまうことになります。
宿題でまちがえが多い子は、家に帰っても一人ではやり直しができません。できない問題がどんどん増えていって、やる気がなくなっていってしまいます。
そういう小さなモヤモヤが荒れの原因の一つになることがあります。
その子がせっかくやる気になっている気持ちを削がずに済むのです。
先生にのんびりした平和な1日なんてない。
日々、何が起こるかわからないのが学校です。休み時間に授業準備や遅刻、怪我、トラブル等の対応など、瞬時に判断して取り組むことがたくさんです。
できることは、さっさと終わらせる
毎日の宿題チェックを早く終わるようにしておけば、一日の使い方や気持ちが変わってくるので、ぜひ試してみてください。
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