えっ、学年主任!まだ先だと思ってたのに…。
新年度が始まってから、4月の間におばちゃん先生の私がいつもしていることを紹介します。学校や自治体によって内容が変わると思うので、1つの参考になれば幸いです!
始業式までにすること
教材選びは初日に!
超多忙な新年度の1日目、会議の合間に教材選定(教材選び)をすると思います。
教材選定とは、児童費で購入するドリルやテスト、図工のキット、遠足の交通費などを決めることです。これを決めて予算をあげないと、始業式の日にドリルなどが届きません。今年は運送業界の関係で、予算をあげても初日に届くのが難しいという話を聞きました。
教材選定は、前年度の資料や予算を参考に、業者が届けてくれた実物を見て決めていきます。
わからないことは、前年度その学年を持っていた先生に聞くのが一番早いです。専科の先生にも担当教科の教材について必ず声をかけて決めるようにしましょう。
学年主任の先生は、これとは別に校費の学年予算を上げてくださいね。児童の徴収金からではなく、学校の予算から学年で購入する物です。
面倒な予約…の嵐
私の職場では、遠足・社会見学の予算の作成と、交通機関への予約は、学年主任ではない人が担当します。
学年主任は、学校の行事予定を見ながら、遠足・社会見学・出前授業の予約をします。
これが大変!!電話して、日程を第3希望まで伝えて、相手からの返事を待って、学校の行事に入れてもらって…。これで貴重な半日が消えます。しかもこれらを他の仕事や会議と並行しながら行います。早く予約を取らないと、他の学校にいい日をどんどん取られてしまいます。
誰か一括して全学年の予約をしてくれたらいいのに…と毎年思います(泣)
②前年度、既に申し込んでくれている施設があるか確認する。
③学校の年間行事のどの日に入れればいいか、教科のカリキュラムも考慮して日程を決める。
④それぞれの施設・団体の申し込み方法・期日を確認する。
⑤申し込む。
⑥日程が決まれば、教務に伝えて年間行事に入れてもらう。
【超おすすめ】学年内での交換授業はいいことだらけ!
皆さんの学年では、専科で授業を何コマ取ってもらえますか。専科以外では、学年内で交換授業を行っている先生が多いかと思います。1組の先生が学年の音楽と英語、2組の先生は国語、3組の先生は算数…などそれぞれの得意分野を活かせます!学年内での教科専科について、メリット・デメリットを考えてみます。
・準備が大変な教科と楽な教科があり、不満が出る。
始業式には時間割が配れるように、頭をひねって最良案を考えます。
また不平不満が学年内で出ないように、なるべく負担が平等になるように考えます。
時数によっては、学期ごとに教科を変える必要が出てくることもあります。
・他のクラスの雰囲気や児童のことがよくわかり、学年経営がうまくいく。
・授業の腕が上がる。
えっ?時間が足りない?自分のクラスは?
これ以外に、始業式には学年だよりを配付できるように作成しないといけません。
学年内で研究授業・会計・行事・運動会・人権の担当も、年度初めに決めたいです。
学年主任をする先生方は、校務分掌も仕事量が多いのを担当されている方が多いと思います。
一番大事な自分のクラスことができません。
時間足りますか?
春休み、短くありませんか??
【先手必勝】始業式後にやるべきこと
始業式、学級開きが始まっても、学年主任としてすることはまだまだあります。
・参観後の学級懇談会の資料を作る。
・作品展に出す作品を決める。
また他の学年より先に決めることで、作品が重なる心配がありません。
粘土や版画など、重なりやすい題材があるので先に決めてしまいましょう。
先手必勝です!
私は週末、子どもといっしょに遊びならが作品を作って考えます。
そう自分に暗示をかけて、週末もプチ仕事をします!